ブレスレット
[ G3743 ]
3カラーゴールド ガーランド フレンチ アンティークバングル
- 商品コード
- G3743
モデル名 | アンティークジュエリー 3カラーゴールド ガーランド フレンチ アンティークバングル |
---|---|
製造年代 | 19世紀中期 |
素材 | 18K(3カラー),Pt |
サイズ | 着用サイズ 約167mm 幅 約19.8mm |
¥1,925,000 税込
送料無料
19世紀の中頃にフランスで作られた、職人の手仕事の素晴らしさを堪能できるアンティークバングル。
大きなパネル状のコマ4つを組み合わせて作られていますが、一つ一つが額装された絵画の様な美しさで、細工の緻密さに驚かされます。
装飾のモチーフとなっているのは植物模様で、伝統的なガーランド(花綱)の意匠です。
花や葉は自然を再現したような造形ですが、レイアウトや外周枠は直線のスタイルで構成されており、18世紀後半から流行した新古典主義の影響が見て取れます。
別名ルイ16世様式とも呼ばれ、ベルサイユ宮殿に収蔵されている同時代の家具などとも共通した意匠です。
細かく筋彫りされたピンクゴールドを背景に、センターに堂々とあしらわれたガーランドは、花や蕾をイエローゴールド、ピンクゴールド、プラチナで、葉の部分はグリーンゴールドでつくられ、宝石が使われていないにもかかわらず、とてもカラフルで、絵画的に表現されています。
ゴージャス感あふれるデザインですが、シンプルな角型のコマをベースとしているので華やかながらも端正な印象です。
全てのコマに同じガーランドのモチーフをリピートしているのかというと、実は一コマごとにガーランドのデザインが異なり、それぞれが個性的なアレンジになっています。
あたかも本当の草花で編んだような自然な雰囲気を醸し出し、職人の細やかな感性が伝わってくるようです。
そしてこちらのバングルは、ジュエリーの歴史にとって画期的な意味合いを持った一点でもあります。
古くは紀元前からその存在を知られていたものの、加工の難しさから殆ど実用されずにいたプラチナが、技術の進歩に伴って使われ始めたのが18世紀後半でした。
本格的にジュエリーの素材として花開いたのは19世紀後期から20世紀初頭と言われており、19世紀中期頃に作られたジュエリーでプラチナが使われた物は極めて稀です。
このバングルはそんな希少なジュエリーの一例でもあるのです。
繊細なレースワークに代表される、後年のプラチナらしい使われ方ではなく、ゴールド同様に彫刻素材としてですが、それまで唯一の白い貴金属であったシルバーとは違い変色しない「白」という、ゴールド同様の使い方が出来る素材として注目された時代背景が伺い知れるものとなっています。
背面から見るとそれぞれのコマに2か所のリベット留めの後が見られます。
パネル部分とガーランドを個別に制作し、最後に組み合わせた作りです。
数多くの工程を経て一つのジュエリーが完成していることがわかります。
身に着けられるサイズながら、作品として鑑賞するにもふさわしいボリューム感も兼ね備えた贅沢な一点です。
大きなパネル状のコマ4つを組み合わせて作られていますが、一つ一つが額装された絵画の様な美しさで、細工の緻密さに驚かされます。
装飾のモチーフとなっているのは植物模様で、伝統的なガーランド(花綱)の意匠です。
花や葉は自然を再現したような造形ですが、レイアウトや外周枠は直線のスタイルで構成されており、18世紀後半から流行した新古典主義の影響が見て取れます。
別名ルイ16世様式とも呼ばれ、ベルサイユ宮殿に収蔵されている同時代の家具などとも共通した意匠です。
細かく筋彫りされたピンクゴールドを背景に、センターに堂々とあしらわれたガーランドは、花や蕾をイエローゴールド、ピンクゴールド、プラチナで、葉の部分はグリーンゴールドでつくられ、宝石が使われていないにもかかわらず、とてもカラフルで、絵画的に表現されています。
ゴージャス感あふれるデザインですが、シンプルな角型のコマをベースとしているので華やかながらも端正な印象です。
全てのコマに同じガーランドのモチーフをリピートしているのかというと、実は一コマごとにガーランドのデザインが異なり、それぞれが個性的なアレンジになっています。
あたかも本当の草花で編んだような自然な雰囲気を醸し出し、職人の細やかな感性が伝わってくるようです。
そしてこちらのバングルは、ジュエリーの歴史にとって画期的な意味合いを持った一点でもあります。
古くは紀元前からその存在を知られていたものの、加工の難しさから殆ど実用されずにいたプラチナが、技術の進歩に伴って使われ始めたのが18世紀後半でした。
本格的にジュエリーの素材として花開いたのは19世紀後期から20世紀初頭と言われており、19世紀中期頃に作られたジュエリーでプラチナが使われた物は極めて稀です。
このバングルはそんな希少なジュエリーの一例でもあるのです。
繊細なレースワークに代表される、後年のプラチナらしい使われ方ではなく、ゴールド同様に彫刻素材としてですが、それまで唯一の白い貴金属であったシルバーとは違い変色しない「白」という、ゴールド同様の使い方が出来る素材として注目された時代背景が伺い知れるものとなっています。
背面から見るとそれぞれのコマに2か所のリベット留めの後が見られます。
パネル部分とガーランドを個別に制作し、最後に組み合わせた作りです。
数多くの工程を経て一つのジュエリーが完成していることがわかります。
身に着けられるサイズながら、作品として鑑賞するにもふさわしいボリューム感も兼ね備えた贅沢な一点です。
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